最近の好景気の流れにのって、新規創業をされる方が少なくありません。起業するとなると事務所や備品の確保、ホームページの作成、などやることが目白押しですが、つい軽視されがちなのが、名刺の作成です。起業したてのころは人脈も十分に形成されていないので、異業種交流会、経営者団体の会、同業者の会などありとあらゆる会に参加し、多くの人に挨拶をするのですが、大事なのは合うことであって、名刺は二の次と考えられている方も多いのではないでしょうか。そのような交流会には大変多くの方が参加しますし、交換をする回数も半端ではありません。自分が後から名刺を見返しても、全く印象に残っていないのと同様、相手も自分のことを覚えているとは限らないですし、忘れている確率の方が高いでしょう。だからこそ、名刺の記載内容は十分に吟味し、いかに相手に印象付けるか、といったことに注力する必要があります。たとえば、業務内容一つとっても、いくつも同じように書き連ねるよりは、自分の得意なもの、強みであるものを強調して記載するのも有効な手段です。とにかく新規創業者はいかに相手に覚えてもらうか、ことを第一に考える必要があるでしょう。